生活と。。。夢みたいな時間と。
最初からの、約束でした。
お互いの生活は、大切にしようね。
本当に大切にするのなら。
はなから、あたし達の関係は、ダメなんじゃないの?
でも、最初の頃は、あなたが言ってたの、こんなのは罪にならないねって。
会わないし、触れ合わないから大丈夫って事だったんだよね。
でも、のりこえてしまった。
恋人になって。二ヶ月後。
はじめて、会ったのは。
早朝。初めて見る駅に降り立つ。
まだ眠そうなあなたは。
画面で見るあなたよりも。
ずっとずっと可愛くて愛しい姿。
くちびるに触れると。
甘いと。。。感じるほどに。
束の間の幸せな時間。
普通の恋人同士のよう。
奥さんと、呼ばれる事も。
いつもとまるで違う。
幸せな夢のようでした。
儚い時間が終わっても。
さよならしたあと。
あなたが。
どんどん離れて行くあたしが寂しいと泣いていたから。
あたしは、ただ一度だけのつもりで逢いに行ったと、言えなくて。
そのまま普通の生活に戻った。
リアルな夢を見て、泣きながら目覚めた朝のように。
現実感を探してた。
それも、もう、一年も前になるのね。
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